

中学&高校と孤独が怖かった。
大人になって気づいたのは、孤独がイヤなんじゃなくて、「ぼっちな人だ」ってまわりから思われるのがイヤだったんだってことでした。

学校生活の”ぼっち”って独特ですよね。
「サバス・カフェ」の四布木 大(ヨノギ ダイ)は、孤独を愛する少年。
はじめて読んだ時、一人でもへっちゃらなダイが羨ましかった。でもへっちゃらなんかじゃぜんぜんないんです。やっぱり孤独が好きな人はいても、愛する人っていないんじゃないかなあって気づいた作品かも。2005年初版のマンガです。
少しずつ仲間と心を通わせはじめるダイの笑顔が、すごくいい♪
あの頃、学生時代の自分に「こうやって仲間をつくっていくんだよ」っていえたらなあ、と。
涙で読み終わった時には、あの頃の自分を癒してあげてるような読後感がずっと残りました。

この作品のみどころのテーマは、「はかりしれない孤独」です。
サバス・カフェ(全4巻完結)
作者情報
| ジャンル | 少女漫画 |
| 作者 | 谷地恵美子 |
| 電子コミックで読める他の作品 | ムーンライト・キス 遥けし川を渡る オモチャたちの午後(ゆめ) 召しませ花を 明日の王様 お姫さまの揺籠 ぴー夏がいっぱい(台湾でドラマ化) |
あらすじ
主人公はシカゴで育った日本人、四布木 大(ヨノギ ダイ)。帰国してインターナショナル・スクールに通っているが、ポーカーフェイスで誰とも交わらない。少しずつ仲間と打ち明けていくダイ。やがて、彼の秘密が解き明かされていく。少年の成長を描いた青春漫画。
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「はかりしれない孤独」に感涙
この作品の魅力ポイントは、少年の圧倒的な孤独感。
孤独な少年の横顔って、美しい。誰とも交わらず、読書する伏し目がちな彼が、時折笑顔を見せる瞬間が切ないです。

1993年初版のこの漫画。画のタッチが透明感があって、すごくキレイ。

童謡「マザー・グース」の詩からはじまるこの作品。(訳者はこがねきんぎょが大好きな谷川俊太郎さん!)
おとぎ話みたいなファンタジー感をまといながらも、キーポイントとなるモチーフはゲームのデジタル世界。
作品のテーマに流れるファンタジーとデジタルの対比は、優しさと孤独の対比をあらわしてるようで。
独特な世界観で、ぐいぐいひきつけられていきます。
ここからネタバレ
ダイの親友デリィも、めちゃイケメンキャラです♪
金髪の美少年、ちょっとぶっきらぼう。な感じで登場するんですが、情にアツいくてやさしさあふれる、おっとこまえなキャラクター。じつは貴族として育ち、悩みをかかえている一面もあったりして。自分の境遇をのりこえようとして、ほんとはめちゃ苦しんでるはずなのに、ひょいっと柵を越えているようにみせる爽やかさもあるんです。

孤独感って、大事な人がいれば癒される。群衆の中にいても怖くない。
サバス・カフェの世界をのぞけば、そんな優しい気持ちがわいてきます。
この作品の主人公たちは、日本でいう中学生なんですが、ぜんぜん幼くみえないw
大人が読んでもほれてまうキャラクターがいっぱいです。

孤独感って、大事な人がいれば癒される。群衆の中にいても怖くない。
サバス・カフェの世界をのぞけば、そんな優しい気持ちがわいてきます。

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ダイが大人になって、マンガの世界から飛び出してきたら。
っていうイメージが重なったのが、「偶然見つけたハル」のハル。
マンガ好きの人に見てもらいたい韓国ドラマです。
