

なかなかうまく感想を言葉にできなかったほど、大好きなマンガの1つです。

大人になって、子どもをそだてて、育児の合間にリピ読。
ああこれはやさしい育児書なんだって思いました。
1つ1つのエピソードが、愛にあふれている名作「世界でいちばんやさしい音楽」。
雑誌「Monthly Kiss」「mimi Carnival」「Kiss」(講談社)で1992年から1999年に連載された名作です。
単行本は全8巻。
そのはじまりのはじまり、第2話(第2楽章)のおすすめポイントをご紹介。
というのも、第1話(第1楽章)は、本編とは違う設定で描かれています。なので、第2楽章がほんとの始まりのエピソードになります。
何回リピしても、いや、リピするたびにポロポロ涙があふれ、心があったかくなります。 小沢真理さんの作品は、どれも心のすみっこをポッと温かくしてくれます。

もうね、紙がすりきれるほど読んでます♪
作品全体に流れているテーマ「家族愛」。それを印象付けるのがこの第二楽章のエピソードです。
みどころは、主人公すうの愛する人、あきらからみた「親子愛」。
単行本は1993年に初版発行。1996年に石田ひかりさん主演でドラマにもなっています。
小沢真理さんの作品は、どれも家族愛にあふれてます。だけどちょっと艶っぽいラブストーリー要素もあったり。
「世界でいちばんやさしい音楽」の次に好きなのは、「銀のスプーン」。いろんな美味しい料理が出てくるグルメ漫画でもあり。
「銀のスプーン」にでてくる主人公の早川律(りつ)が、まあすっごいイケメンキャラ♪影あるうるわしき美少年です。
あらすじ
両親を事故で亡くし、一人で生きる主人公、"すう"こと高原菫子(たかはら・すみれこ)は、17歳のある日、資産家の御曹司である稲垣皓(あきら)と出逢い、大恋愛の末に「宝物」であるのんのんを授かるが、皓はこの世を去ってしまう。
シングルマザーとして奮闘しながら、のんのんを育てていく日々の中、まわりの人たちと共に幸せを見つけていく母娘。家族愛にあふれたホームドラマ。
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果てない「親子愛」からはじまるファミリードラマ
このマンガが他と違うところは、第1楽章でネタバレするところから始まる展開。
ネタバレしていても、ネタバレだからこそ、すうやあきら、のんのんと家族になったみたいに共感してしまう。
切なくって胸がいたくなるのに、幸せを感じます。

プロローグにしかでてこない、すうの夫であり、のんのんのパパである、あきら。
ぶっきらぼうで心を閉ざしている少年が、イケメンキャラへと変わっていくところが、いい♪

主人公のすうと、恋人であり唯一の家族であるあきら。
ふたりが奏で始めた家族愛がメインの第2楽章ですが、こがねきんぎょのおすすめポイントは、新しい家族の絆、晧とのんのんの親子愛です。
1ページ目に描かれた、はためく白いシーツ。
第1楽章を読んでから、はたまた完結まで読んでから、もう一度この第2楽章を読むだけで、悲しさと喜びの涙がこぼれます。
ここからネタバレ
すうとあきら、そしてのんのん。この三人の親子愛が、まわりの人たちとの絆になり、やさしく広がっていきます。
すうがどうやってのんのんと生きていくのか、愛を伝えていくのか、めちゃ学びがある名作です♪
ちなみに家族愛がメインテーマといえるこの作品、財閥のどろどろや胸キュンエピソードも満載で、初版の完結時はラブストーリーとして評価が高かった記憶があります。
少女の頃はラブストーリーとしておもしろく、母となってからは育児書としておもしろい。
どちらの読み方をするのか、で面白さが変わってくるので、手元に置いて数年後に再読するのがいいかも。

娘ができたら「ママのしあわせさん」って伝えようって誓ったほど、1巻だけでも読む価値アリ、です♪

作者情報
| ジャンル | 少女漫画 |
| 作者 | 小沢真理 |
| 主な代表作 | レモンドロップス 世界でいちばん優しい音楽(1996年石田ひかり主演でドラマ化) ニコニコ日記 たんぽぽの綿毛 PONG☆PONG 苺田さんの話 昼のわたしと夜のわたし アリスとアマリリス 銀のスプーン |
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