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癒し系

透明感あふれるいやしのグルメマンガ「銀のスプーン」
家族のあったかさ感じたいときに
ほろりと悩みがほどけてく【結末ネタバレナシ】

銀のスプーン
きんぎょ

見た目麗しく、優しい性格で、頭脳明晰。
見た目も中身も、まさしく王子♪な主人公の律くん、恋に奥手なところも、またよき。
そのうえ、画が下手っていうギャップ萌えもあり。これぞまさしく、なイケメンキャラっ。

小沢真理作の少女マンガ銀のスプーンの表紙イメージ

いただきます、の家族の食卓。
ぽっと心がいやされる日常のひととき。

大好きな人たちと食卓を囲むことで心がいやされる。
そんな当たり前でいて大切なことに気づかせてくれる、癒しのグルメ漫画です。

きんぎょ

"家族の悩みはこう解決!"っていう押し付けはなくって、おいしいご飯と優しい人たちが奏でる日常に、ほろりとさりげなく悩みがほどけてくことを教えてくれる、透明感あふれる作品「銀のスプーン」。

主人公の律くんがイケメンなのはもちろんなんですが、弟の調(しらべ)も中学生になるにつれ、そのイケメンキャラを発揮しはじめ、妹の奏(かなで)ちゃんも外見きにする普通の小学生、かと思いきや、自分に正直でだけど繊細な美少女へと成長していくところも、この作品のみどころの一つ。

物語は、律の出生の秘密や、弟と妹を取り囲む過酷な状況が展開していき、深刻なテーマを扱っているんですが、「世界で一番やさしい音楽」の作者でもある小沢真理さんが描く世界観は、いつも優しさと癒やしの空気が流れていて。

読んでいる側の、どろどろとした感情を洗い流してくれるような透明感にあふれてます。

「銀のスプーン」作品情報(全17巻完結)

2010年から2017年にかけて雑誌「Kiss」で連載された作品。 単行本は全17巻。

きんぎょ

単行本の末尾に各エピソードで出てきた料理のレシピが紹介されてて、なにげに便利♪

会員登録で3冊無料(~2024.2.17)

あらすじ

家族の食卓の風景

主人公は、見た目も性格もイケメンの高校3年生、早川律(りつ)。
母の入院をきっかけに弟の調(しらべ)と妹の奏(かなで)たちの食事をつくったのがきっかけで料理好きになっていく。

ある日、律は自分が養子だったことを知りショックをうけ、一人苦悩する。そんな律をいやしてくれたのは、料理のアドバイスをしてもらい仲良くなった同級生の夕子だった。

家族ごはんをテーマに、律とその家族、友人やまわりにいる人達の日常を丁寧にえがく、グルメ&ヒューマンドラマ。

グルメ漫画では見かけない、「失敗した」ご飯レシピ!?
いちばん泣けたエピソード

きんぎょ

2巻の中ごろにある「親子丼」エピソードが、一番泣けました!


律が自分の生い立ちを知ってしまい、家に寄りつかなくなって、弟の調が料理を作ることになります。が、スーパーで卵のパックがある棚にぶつかってしまい、大量に卵を買うことに…。
兄である律に助けを求めたことがきっかけで、律の心がいやされていきます。

律のアドバイスで作った調がつくった親子丼は、味も濃くって卵もカチカチで美味しいとは言えない。だけど、久しぶりにみんなで食事をするって幸せは何よりのごちそうなんです。

うるってなるエピソードでした。

本当のイケメンは、心がキレイすぎる…主人公の律が、とにかく見た目も中身もイケメンキャラ♪

きんぎょ

本当の「イケメンキャラ」って、歪んだとこがないんよなあって。

マンガの世界だから?と思うて読み進めていくうち、そんなことない、こんな子いるよなーって現実感がわいてきます。
それは律の苦悩がきちんと描かれているから。

弟と妹も最初は平凡な小学生?という感じなのですが、小学生から中学生、その成長を丁寧に丁寧に書き込んでくれているので、すーっと自分も家族の一員になったような、いやせめてw親戚のおばちゃんになったような没入感が味わえるんです。
…そう思ってみると、一番のイケメンキャラは、律と調、奏を育て上げた、ほんわか雰囲気のお母さんなのかも。

なにげにいとこの環(たまき)もさっぱりした性格のイケメンキャラ。
自分の母親の悪いところも冷静にうけとめてて、律にもなんだかんだといいながら助けてくれる。美人で毒舌、だけどその裏には夢だったバレエを諦めざるを得なかったっていう苦しい現実を抱えていて、深みがあるええキャラしてはります。

家族のなやみをほどいてく、あったかい食卓

きんぎょ

家族って自分の人生にとって、切っても切り離せない存在(ときにはやっかいw)。

家族の悩みって、ぶつかって言い合って解決、コミュニケーションが鍵ですって言われることが多い。それも一つの正解で、一つの乗り越え方だってことは分かってる。家族の悩みを相談しあって心を開くことで解決の一歩になる。って、分かってるんです。
だけどそれが難しい。

「銀のスプーン」に出てくる人たちは、少し違った解決方法をくれてる気がします。
じっと自分の悩みと向き合って、苦しんで。だけどそばにいる家族の温かさを静かに受け取って、乗り越えていく。その温かさが「一緒にご飯を食べる」ってことなんやろなあってあらためて気づかされました。

家族の悩みって、それぞれ状況も違うし、いろんな意見があってどれが正解というわけもなく。
”尊重しあいながら支えあう”、それって何もぜんぶ言葉にしていく必要はなくって、一緒に手をあわせて「いただきます」「ごちそうさま」を紡いでくことなんです。

「家族の悩みの解決方法」って、そんな「柔らかさ(柔軟性)」が実はいちばん大事なんかも。そんでもって、家族が悩みを打ち明けてくれるのをじっと待つ忍耐強さが必要で。 それをするには、律たちのように家族を想うキモチが一番大事ってちゃんと自覚することなんやろなって思いました。

小沢真理作の少女マンガ銀のスプーンの最終巻イメージ

3冊無料(~2024.2.17)

作者情報

ジャンルマンガ
作者小沢真理
電子コミックで読める他の作品レモンドロップス
世界でいちばん優しい音楽(1996年石田ひかり主演でドラマ化)
ニコニコ日記
たんぽぽの綿毛
PONG☆PONG
苺田さんの話
昼のわたしと夜のわたし
アリスとアマリリス
銀のスプーン

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